どのような学習支援が受けられるの
小児医療センター校では入院期間によって2形態の学習支援を行っています。
3週間以上の長期入院の場合:小児医療センター校へ転入
学校へ登校できる場合は、教室で勉強します。その場合は元の学校と同程度の時間数で教科書やドリル、問題集を使って、勉強を継続して行います。また、小さな学校のため、同学年の児童生徒は少ないのですが、他学年の児童生徒と関わり合いながら、学校生活を送る工夫も行っています。例えば体育は他学年の児童生徒と一緒に、それぞれの症状に応じた無理のない形で、みんなで楽しんでいます。
学校へ登校できない場合は、教師がベッドサイドへ行き、一緒に学習します。週8時間程度の時間数で、教科書やドリル、問題集を用いて学習しています。ベッド上でできることは限られますが、様々に工夫して学習に取り組んでいます。
転入するにあたって、主治医の判断と、本人および保護者の希望が必要となります。また、退院した場合は元の学校に戻ります。スムーズな転出入ができるよう、元の学校と連絡を密に取り合いながら、支援を行っています。
3週間に満たない入院の場合:訪問指導
入院期間が短い場合は転入せず、学習支援だけを受けることも可能です。この場合を訪問指導と呼んでいます。教員がベッドサイドへ行き、学習を支援します。週6時間程度の時間数です。籍を動かさないので、転校したことになりません。また、学習支援してほしい科目に絞って支援を受けることができます。
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